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リットウノブルボンの独り言

保険薬剤師 リットウノブルボン40代独身。好き勝手に語っちゃいます!

調剤薬局をうまく使ってね!

毎度居るオヤヂ。

薬局に入るなり
『早く薬出せよ!』
ってオーラを放ち、
『何で血圧の値なんて教えなきゃいけないの?』
『症状?医者に話したから。』
『併用薬の名前なんて覚えていねぇよ!』
って言うか、処方箋預けるなりいきなり
『いくら??』
ってオヤヂ。

今日もやってきました。
そういうオヤヂ。

薬歴にも書くことがなく、
『n.p⇒薬を確認してもらい交付』
のオンパレード。

ササッと出して、
次の患者さん…
と、思ったら。

『あ、あの、質問があるんだが。』
『あ、ど、どうぞ。』

『耳鼻科紹介してくれない?
 評判の良い耳鼻科。』

『副鼻腔炎ですね。
 先生に耳鼻科に行くようにいわれたのですね?』

『な、何で解った?』
『レシピ(処方箋の薬)を見れば大抵のことは。』
『すごいな。』
『ところで、腕が良いとかじゃなくて
 患者さんに評判が良いところでよいのですね?
 腕云々は薬剤師にはよく解らないもので。』

『そ、それで良いよ。』

まず1軒。
でもそこは患者さんのおうちから遠いので
もう1軒。

HPからダウンロードした
地図つきでご案内。

オヤヂ患者様喜ぶ喜ぶ!

そこ行ったら処方箋ココに持ってくるよ!
なんてご機嫌でご帰宅されました。

昔あるベテラン薬剤師さんが
言っていました。

『オジサンは横柄なのではなくて
 病院や薬局に慣れていないだけ。
 優しくしていれば、段々慣れてくるよ。』
モットモソノ薬剤師様ハ、
ゼッタイ横柄オヤヂニハ
ナンカンノ理由ヲツケテ投薬カラ逃ゲテマシタガ…。

でも、全くその通り。
調剤薬局の薬剤師やっていて
久しぶりに目から鱗が落ちた瞬間でした。


オヂサン。
調剤薬局をこれからはうまく使ってね! 

ヘルス パッション

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