山陰の旅①-サンライズ出雲-

毎年1年に1度、努めて母親を連れて
旅行に行くようにしています。

母子家庭で大学でも
留年を繰り返したオレとしては、
母は明日死んでも、40年後に死んでも
（ちなみに40年後に死んだら享年100歳以上）
悲しいことなのだと思います。

それならば、生きているうちに何とかしてやろう。
と、自分で自分に義務を課しているわけです。

ちなみにこの話を職場ですると、
『偉いですね～』

『でも、早く結婚してお孫さんの顔を見せてあげた方が…』
と、言われてしまうので、
そのときには


『シャラーップ！！！！』と、


大声で話題を終わらせることにしています。

閑話休題。
今年の旅行先は山陰です。

目的は『行った事がないから。』
そして、
ブルートレインが廃止になるときに
それに乗れなかったことを今でも後悔していて、
『乗りたい電車にはあるうちに乗る！！！』
と、心に決めたからです。

今回のターゲットは
サンライズ出雲号！

バーン！と、写真をアップしたいところですが、
出来ません。

なぜならば、東京駅に着いたのが
発車2分前だったからです。

会議の後に、恒例の飲み会に出てしまったもので｡｡｡

いざとなったら、新幹線で追っかけて
三島駅から乗車しようと思っていたので、
オイラとしては全く焦っていなかったのですが、
母親は『心臓が止まるかと思うほどドキドキした。』
そうです。

旅行初日、早くも、喧嘩勃発です。

でもまぁ、シングルデラックスで、
出雲市駅まで別室なので。
知ったこっちゃぁありません。

母親の顔色伺いながら、
旅行したのでは、
おちおち親孝行も出来ません。

そんなこんなで（どういうこっちゃ？）
サンライズ出雲内装をお楽しみください。









サンライズ出雲廊下









シングルデラックス扉
ちなみに母親とは向かいの部屋でした。








個室はダイヤルロック式で開け閉めします。









シングルデラックス内装









鏡に向かって後ろ側を撮影。









左下のほうがベットです。
かばんが置いてありますが…。








窓の様子。
仰向けに寝ると、自然に星空が見えます。









クーラー通風孔

出雲市到着直前に気付いたのですが、
実はこの下の机のところに
ヒーターがありました。
コレに気付かなかったばかりに、
しばらく寒い思いをしました。

さらに言うならば、2010/11/20　2200東京発の
このサンライズ出雲号
関が原付近で、動物をはねて15分以上停車していました。

当時オイラはお腹が痛く、
トイレに行くか行かないか迷っていたので、
不自然な緊急停車に偉くビックリしました。

気を取り直して、シャワー室
















ココにカードを入れて、シャワーサービス開始です。
シングルデラックスには1枚シャワー券がついてきますが、
500円で買うことも出来ます。
（母親は2回シャワーを浴びました。）

当時は既に晩秋で、
『シャワーなんて浴びたら湯冷めして
　却って風邪を引くのでは？』と、心配しましたが、
結論から言うと杞憂に終わりました。
とても暖かく、生き返りました。











シャワー室の中の様子です。

シャワー後はドライヤーもあります。









最後に1枚おまけの写真。
黄色い電車が見えますね。








この電車こそ1725Mです！
岡山を0658に出発して下関に1421に着くという
伝説の国内最長距離普通列車です。

いつかは青春18きっぷで乗り通したいものです。
前述の（動物）接触事故のためダイヤが乱れ、
途中駅で追い抜かれました。

寝台特急が普通列車に抜かれるなんて
面白いですよね。

続く。

乗り鉄の旅2010②-6

一部のマニアに好評な
乗り鉄青春18切符のたび。

長らく更新をサボっていましたが、
08/23(月)新潟からの帰り道をレポートします。









新潟0705発　1730M　水上行
















今になって話せることなのですが、
実は最初間違って村上行（新潟市よりさらに北）
に乗ってしまいました。

発車寸前に気付きましたが、
危ないところでした。

普通列車3時間半の旅。
素敵です！

しかも平日月曜日の朝の列車。
地元のラッシュに重なり大混雑！
素晴らしい！

NINTENDO　DSしたり、
不貞寝したりしながら3時間半。
やっと1030水上に到着。









ココの乗換えが大変でした！
青春18きっぷ軍団が大移動！
席の取り合いです。
そのあせり具合を、
写真の乱れで読み取ってください（笑）

水上1034発　736M　高崎行
















普通列車に揺られること1時間。
高崎へ到着。









ここで、立ち食いそばを食べて、
湘南新宿ライングリーン車乗車します。

高崎1217発　3150Y　小田原行

































横浜まで2時間15分。
グリーン車なので快適でした。
とは言え、朝の7時から普通列車に乗りっぱなし。
結構、疲れは蓄積されます。

横浜1430着　お疲れ様でした。

















こうやって振り返ると
あっという間なのですが、
７時間普通列車を乗り継ぐというのは
結構骨のいる仕事です。

二度とやら無いと言いつつ、
来年もやってしまう気がします。

このままではつまらないので、
新潟の友人のお子様と
新潟のおいしい食べ物の画像をご覧ください。









夏の新潟名物　岩牡蠣









おさしみ









俺が世界一おいしいと思う焼き魚
のどくろ（あかむつ）










栃尾揚げ

乗り鉄の旅2010②-5

象潟15:24発　きらきらうえつ　8872M

席が一段高くなっており、
車窓も大きく改造されています。








発売直後（1ヶ月前）に購入したので
運転席すぐ後、海側の席をゲットできました。








風光明媚な日本海の車窓。








中にはサロンカーが連結されており
誰でも利用することが出来ます。








阿賀野川橋梁を渡ると
すぐに新潟です。








新潟から先祖代々の墓がある新発田へ向かう
鉄路の途中にあるこの橋を渡る度
子供の頃、父が
『この鉄橋は昔日本一長い鉄橋だったんだ。』
と教えてくれたのを思い出します。

生前、『廃止になる前に赤谷線に乗っておきたい。』
なんていっていた父も、
実は乗り鉄願望があったのかもしれません。

18:31　新潟着
























記念撮影をしている親子が多くいました。

来年はSLばんえつ号に乗りに来よう。（笑）

乗り鉄の旅2010②-4

ラーメンを食べ終え、象潟へ
象潟は九十九島のあるところです。
（↑↑興味のある人はクリックしてください。）

写真だと美しさがちょっとわからないかな？？？











道の駅の展望温泉はサイコーでした。

海を見ながら気の置けない友人と
馬鹿話。

こういう瞬間を大事にしたいものです。

象潟駅へ向かい
一人は『いなほ』に乗って青森へと
一人は車で村上市へと
そして私は『きらきらうえつ』に乗って新潟へ向かいます。









友人二人が談笑している
中々良い光景。









友人の乗ったいなほが象潟駅を後にし
























私はきらきらうえつに乗車します。

乗り鉄の旅2010②-2

新潟から山形県酒田へ向かう。
今回は親友二人と酒田で落ち合い、
観光（ラーメンを食べるだけ）する予定。

新潟04:56発　快速村上行　3921M








本来ならば、このまま村上へ行って
酒田へ急ぎたいところですが、
先祖の墓がある新発田を無視することも出来ず｡｡｡

05:19　新発田着
　








1時間で墓参りを終え、
823Dに乗るため
水原まで
各駅停車新津行120D乗車。

水原駅では1分の待ち合わせ時間があったけど、
対面型ホームなので、
事実上乗り換え0分状態！
発車しようとしていた車掌さんに
『待って下さい！』と、何とか乗せてもらう。
（勿論水原駅で写真を撮る余裕なんて無し。）

水原　06:28発　各駅停車酒田行　823D

























乗ったときに『乗せてください～』と
言いながら乗車したので、
乗車中の50代のババア2人組に
笑われたが、勿論気にしない。
この汽車に乗り遅れると
酒田到着が3時間以上遅くなってしまう。

ちなみにこのババア二人組、
旅行者らしく、ずーっと大声でおしゃべりして
大顰蹙買っていました。

さて、ここから3時間の普通列車の旅。

村上を過ぎると風光明媚な海岸線が
旅行者の心を和らげます。
（身も心もクタクタだったので
　写真撮影する余裕は無し。）

09:30ようやく酒田到着。
































ここでE氏と落ち合う。
酒田市でM氏とも落ち合う予定だが、
03:00頃東京を出発して
仮眠をしてから仙台経由でくるので
それまで、酒田ラーメンでも1軒攻略しよう。

と話していたら、M氏車を飛ばして到着。
アンタ神だよ！！！